<Speaking マラギ>2022年11月からTOPIKマラギ試験が始まります

<韓国語TOPIKのスギ、マラギに関する攻略法を共有するブログです。>

これまで数年に渡って試験的に運用してきた韓国語の試験TOPIKのマラギ(speaking)試験ですが、今年(2022年)から本格運用が始まります。

第1回目の本試験の日程はすでに公知の通りですが、初めての試験になるので少しずつ攻略法をお知らせしていきたいと思います。ちなみに、しばらくの間は韓国内でのみの受験になりそうです。

なお、マラギ以外の3技能(これまでの듣기,쓰기,읽기)についても、2023年からマラギと同じIBT方式(後述)が始まるので、要注目です!

Speaking(マラギ)試験の概要

詳細はTOPIK公式HPで確認できます。

www.topik.go.kr

 

日程

本試験は2022年11月19日で申請日は7月26日~8月6日で、韓国内のみになります。

f:id:koronawashibaken:20220114091517p:plain

出題形式

全6問で1から徐々に難易度が上がってきます。

 

問題 タイプ

準備

時間

回答

時間

1

質問に対して回答

例)自己紹介

韓国に来て何年か?

生活はどうか?

旅行に行くならどこへ行って何をしたいか?

 

20秒 30秒
2

絵を見て役割

例)

絵を見て友達にパンマルで伝える

 

30秒 40秒
3

絵を見て話す

例)

4つの絵を見て順番通りに説明していく

40秒 60秒
4

対話を完成させる

例)

男女の会話で男の会話の後につづく女の内容は何か?

40秒 60秒
5

資料を解釈する

例)

グラフやクリップを見て、その説明とその問題に対する自分の意見

70秒 80秒
6

意見を提示する

例)

ロボットペットに関する意見を根拠を2つ挙げて説明する。

70秒 80秒

評価

評価については、「意思疎通」に重きをおいているので、文法構造の間違いは厳格ではなく、「会話が成り立っているか」がポイントになってきます。実際に母国語で対話をしたときに、以下のことができてあれば、韓国語に直したときにある程度カバーできます。

発音やイントネーションは時間がかかりますが、速度はこれも母国語の影響が大きいので、気を付けていればある程度すぐにマスターできるのではないかなと思います。

評価要素 内容
内容および課題

課題に適した内容で表現しているか?

与えられた課題を豊富かつ充実させたか?

談話の構成が組織的に成立しているか?

言語の使用

談話の状況にふさわしい言葉を使用したか?

語彙と表現が多様で豊富か?

語彙や表現を正確に使用しているか?

発話の伝達力 発音とイントネーションがどれくらい理解できるか?
発話の速度が自然か?

モデルテスト

現在もモデルテストが実施されています。直近のモデルテストについて、後日記事を追加する予定です。

同時に出題側のワークショップ(出題分析、評価方法などの検討)も昨年開催されているので、本試験までには評価方法などが確定されるかと思います。

モデルテストも韓国内で実施されています。(無料)

f:id:koronawashibaken:20220114101134p:plain

まとめ

今後、内容がさらに公開されるので、ブログでその情報を共有していきたいと思います。